一回、安打を放つ阪神・岡城快生 =神宮球場(撮影・佐藤徳昭) (セ・リーグ、ヤクルト2-10阪神、6回戦、阪神4勝2敗、30日、神宮)西武、阪神で通算1560安打を放ち、楽天初代監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(72)が、「2番・左翼」で2試合連続スタメン出場し、3安打と存在感を示した阪神のドラフト3位・岡城快生外野手(22)=筑波大=について言及した。
岡城は打撃フォームに無駄な動きが一切ない。投球に対して打席でテークバックしてトップを取る際に、グリップの位置を注目していたら良く分かる。
たとえば福島はグリップが動いているのに対して、岡城はバットを動かすのではなく、体重移動だけでトップを取れている。バットも軽く肩に置く程度。理にかなった打撃フォームといっていい。
理にかなっているから、バットコントロールもしやすい。ブレが少ない。オープン戦から右打ちのうまさは目立っていたが、この日も1本目、2本目は外の球をうまく右方向へ打ったし、3本目は内角もしっかり捉えて中前打。見事だった。
力がなければ、チャンスをもらっても結果は残せない。監督の起用に応えて、自分の力を出し切っている。
新たに起用されている福島、熊谷と比較しても、岡城が一番レギュラーに近いのではないか。もちろん、相手が研究してくるここからが大変だが、今の岡城なら、どの打順で起用しても面白いだろう。