八回、 森下の頭部付近への投球直後、コーチ陣とともに代走を告げる阪神・藤川球児監督(左から2人目)=神宮球場(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、ヤクルト-阪神、6回戦、30日、神宮)9-2と大量リードの八回、阪神の首脳陣が思わずベンチを飛び出すプレーが起こった。
ヤクルトの投手は前の回からマウンドに上がった木沢。1死からこの日3安打を放っていたD3位・岡城(筑波大)に対してに2球目に、あわや当たりそうなボール球を投じた後、続く3球目も同じようなボールで岡城の左腰付近に直撃した。これを見て藤川監督ら首脳陣がベンチから出て、球審と何やら話を交わした。
しかし危険なボールはこの1球にとどまらず、続く森下にも顔面付近のボールが投げられた。森下はヘルメットを飛ばして倒れ込みながら避けて四球となったが、再び首脳陣がグラウンドへ。小谷野コーチが相手ベンチに向かって「おい! 代えろ早く!」と叫ぶシーンもあった。ヤクルトベンチは池山監督が真っ先に飛び出し、帽子を取って森下と藤川監督に謝罪。投手を荘司にスイッチした。
阪神は26日の広島戦で近本が死球を受けて骨折したばかり。2者連続で起こったアクシデントに球場は騒然となり、阪神ファンからは怒号が飛び交った。