九回、辰見の二盗で二塁へ送球する阪神・梅野隆太郎 =甲子園球場(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、阪神2-2広島=延長十二回規定により引き分け、4回戦、阪神2勝1敗1分、25日、甲子園)阪神・梅野が甲子園に帰ってきた。この日1軍登録された背番号2は、九回の守備から今季初出場。名前がコールされるや否や、スタンドは大歓声に包まれた。
「再出発かなっていう感じでね。個人としてスタートできた。(歓声は)感謝しかない。あとは結果で恩返しができるように」
勝ち越し直後の2―1の九回に岩崎とバッテリーを組んだが、2死三塁とされ代打のモンテロに同点打を許した。以降はドリス、モレッタ、工藤を頼もしくリード。勝ち越しを許さず「工藤もしっかり最後まで頑張ってくれた。積み重ねがチームにとって大事」とうなずいた。
延長十回1死で立った今季初打席は遊飛。十二回1死一、二塁の一打サヨナラの好機では見逃し三振に倒れた。それでも、通算1106試合目の出場を果たした34歳の存在感は大きかった。「改めてこの甲子園でプレーできてよかった。本当にこれからって感じですね」と先を見据えた。(秋葉元)