(パ・リーグ、オリックス-日本ハム、4回戦、24日、京セラ)チームの有事を救う存在になる。オリックス・平沼翔太外野手(28)が今季初めて1軍に昇格した。現在、野手陣を中心に故障者が続出。昨オフに現役ドラフトで加入した複数ポジションを守れるユーティリティープレーヤーに、白羽の矢が立った。
「上位にいる中で、けが人が多いということで。しっかり一つの『ピース』になれれば」
主に守備固めなどでチームを支えてきた大城が左足首を痛め、前日23日に離脱した。主砲の杉本は両膝のコンディション不良、伸び盛りの杉沢は右尺骨遠位端骨折、広岡は下半身のコンディション不良で戦列を離れている。岸田監督は「きついですね。厳しい状況ではありますけど、全員でカバーし合いながらやっていくしかない」と頭を悩ませている。
平沼は2016年に福井・敦賀気比高からドラフト4位で日本ハムに入団。その後、21年にトレードで西武に移籍し、今季からオリックスの一員となった。今回の緊急昇格に「そういうことも経験はしてきている。準備はできています」と力強い言葉を発した。
チームは3月28日の楽天戦から本拠地の京セラドーム大阪で8連勝中。球団新記録となる9連勝が懸かる一戦で日本ハムのエース、伊藤の攻略に苦戦した。(西垣戸理大)