「にしたんクリニック」「イモトのWiFi」などを運営するエクスコムグローバルの西村誠司社長(55)が16日、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を更新。車両の速度違反を摘発する際に虚偽の書類を作成したなどとして、神奈川県警が虚偽有印公文書作成・同行使容疑で、県警第2交通機動隊に所属する巡査部長ら複数人を近く書類送検することについて語った。
取り締まりの際は、違反車両と一定の距離を保って追跡しながら速度を計測する。巡査部長らはそれを怠った上、実際に追跡した距離とは異なる数値を交通反則切符に記載するなど、適正な捜査をしたように見せかける虚偽の書面を作成した疑いが持たれている。
西村社長は昨年5月に渋谷・青山通りで「歩行者妨害」として取り締まりを受けた件について改めて言及。「自分の件も本当に違反だったのか、より疑わしくなった」と語った。西村社長の取り締まり関連TikTok動画は、累計約941万再生に達しており、単なる個人の主張に留まらず、社会的関心を大きく集めている
また「自分の立場なら、時間をかけて各墨田分室や警視庁の出張所に行けるが、一般の人たちはそんなことができず、普通は泣き寝入りして何もできない。これがおかしすぎる。こんな物価高で、一般の人が罰金を払うのはありえない。検挙しているのが目的化しすぎているのもおかしい」と訴えていた。
■西村 誠司(にしむら・せいじ)1970(昭和45)年5月20日生まれ。名古屋市出身。名古屋市立大を経て、93年にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。25歳だった95年に独立起業。2012年に海外用Wi–Fiレンタルサービス「イモトのWiFi」が大ヒット。19年に美容内科「にしたんクリニック」を設立。コロナ禍で海外渡航者が減少する中、PCR検査サービスを始める。テレビCMも大きな話題を呼んだ。22年には不妊治療専門の「にしたんARTクリニック」を開業した。