優勝祝賀会で阪神・森下翔太はジョン・デュプランティエ(右)と並ぶ=ハワイ・ホノルル(撮影・水島啓輔) 【ホノルル(米ハワイ州)16日(日本時間17日)=中屋友那】阪神がリーグ優勝旅行先のハワイに到着した。宿泊するホテルで祝賀会が開催されたが、阪神を自由契約となり、DeNAと契約合意間近となっているジョン・デュプランティエ投手(31)の姿が…。タテジマとは「最後」だと語った右腕と交流した森下翔太外野手(25)は「妥協は一切ない」と帰国後は猛練習に取り組むと宣言した。
アロハ~♪ マハロ~♪ 史上最速のリーグ優勝を成し遂げたタテジマ戦士たちが、南の島に到着した。常夏の空の下では自然と顔もほころぶ。家族やスタッフも含め、約380人が参加。2年ぶりの優勝旅行のオープニングとして、ホテルで祝賀会が開かれたが…。
ハワイアンスリッパではなく、革靴を履いた身長193センチの男。アロハシャツを着たり、レイをかけられたり、思い思いの格好をするナインの中で明らかに目立っていた。
「みんなに会えて興奮した。久々だねという感じ。阪神タイガースの選手として参加は最後だが、これが最後じゃなくて、良い関係を築けている。いち友人として…」
今季加入して前半戦までに6勝を挙げたデュプランティエだった。年俸は75万ドル(約1億2000万円)の単年契約だった阪神を自由契約となり、DeNAと契約合意間近の状況。確かに参加資格があり、阪神もウエルカムの姿勢で、来るとは言われていたが、本当に来るとは…。他球団に移籍する外国人が優勝旅行に帯同することは異例。右腕は新天地について「どこに行くか、まだ分からない」と明言せず「こういう業界にいる中で、ずっとつながって友達として会えたらいい」と森下や坂本、近本らと談笑した。
トモダチ宣言された一人の森下は「ハワイ旅行は楽しみたい」と目を輝かせながらも「自分の中でも緩みだったり妥協だったり、そういうものは一切ない。(旅行が)終わったら、野球も自分の技術を高めていきたい」と力を込めた。3年目の今季は自身初の全試合出場を果たし、打率・275、23本塁打、89打点。ベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。来季年俸2億1000万円(推定)を勝ち取り、デュプランティエとの再会はさらに闘志を高めたはずだ。