練習を公開したレネ・サンティアゴ=11日、東京都新宿区(撮影・岩崎叶汰) プロボクシングWBO世界ライトフライ級王者のレネ・サンティアゴ(33)=プエルトリコ=が11日、東京・新宿区の帝拳ジムで報道陣に練習を公開した。2団体王座統一戦(17日、東京・両国国技館)でWBA王者の高見亨介(23)=帝拳=と対戦する。
9日に母国から米テキサス州ダラスを経由して2度目の来日。「コンディションは100%。準備は万端に整っている」と好調をアピールした。シャドーボクシング、サンドバッグ打ち、パンチングボール打ちを軽めに各1ラウンド披露。高見陣営が視察していたこともあり、手の内を隠した。
3月に両国国技館で初防衛を目指していた岩田翔吉(帝拳)に挑戦して3―0の12回判定勝ち。初防衛戦で王座統一を狙う。
視察した帝拳ジムの田中繊大トレーナー(53)は「本当に軽く動いただけなので、分かりません。機嫌が良さそうなんで体調は良いと思います」と正直な感想を述べた。サンティアゴが「高見とやりたい」とSNSで高見に直接連絡してきたと明かし「だから自信があるんでしょう。捉えどころのない選手。ガチャガチャとパンチを打ってきたと思ったら、逃げ回ったり。それに付き合ってイライラしなければ」と警戒した。ただ、「高見はそういうのは大丈夫でしょう」と自信も口にした。
サンティアゴと契約している米興行会社オールスター・ボクシングのフェリックス・サバラ代表(米国)は公開練習前会見で高見について「12ラウンドをフルで闘った経験のない選手。レネは12ラウンドを経験している。そのあたりの違いが出てくるんではないか」と持論を述べた。それについて田中トレーナーは「12ラウンドを経験していなくても、12ラウンドをする想定で練習をしていますので問題はないと思います」と反論した。
興行は動画配信サービスのU-NEXTで午後5時30分から独占生配信される。プロ戦績はサンティアゴが18戦14勝(9KO)4敗、高見が10戦10勝(8KO)、岩田が17戦15勝(12KO)2敗。(尾﨑陽介)