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オリックスが台湾の158キロ右腕・徐若熙を獲得調査 9月に福良GMらが視察済み

オリックス球団旗

 オリックスが台湾プロ野球・味全に所属する徐若熙(シュー・ルオシー)投手(24)の獲得調査を進めていることが13日までに分かった。日米の複数球団が興味を示している最速158キロ右腕で、今オフの海外挑戦が見込まれる世界基準の有望株。球団は昨年オフに陳睦衡(チェン・ムーヘン)投手(19)を育成契約で獲得しており、今オフも台湾出身の大器に熱視線を注ぐ。

 争奪戦必至の金の卵に、オリックスが強い関心を寄せている。獲得調査を進めている徐若熙は、投手陣の強化、整備が課題のチームにぴったりの人材だ。

 徐は2020年にドラフト1位で台湾プロ野球の味全ドラゴンズに入団。1年目に右肘の手術を受け、22年には右肘の靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を受けるなど度重なるけがに泣いた。23年に復帰すると、同年の台湾シリーズ制覇に貢献してMVPを獲得。今季は先発で19試合に登板し、5勝7敗、防御率2・05と安定した投球を見せた。

 岸(楽天)をほうふつさせるバランスのいい投球フォームで最速は158キロを誇る。24歳と若く、日米の複数球団が注目している有望株だ。オリックスは9月に福良GMらが台湾に渡って視察した。

 徐は米大リーグ挑戦を希望していると噂されているが、契約内容次第ではNPB移籍が選択肢に入る可能性もある。オリックスは昨オフに同じ台湾出身の右腕、陳睦衡を育成選手として獲得した前例がある。

 今季の先発陣はエースの宮城を筆頭に広島から加入した九里、エスピノーザがローテーションの中心を担った。前半戦だけで8勝をマークした3年目の曽谷はコンディション不良などもあって後半戦は失速し、田嶋は好不調の波が大きかった。能力を秘める東、山下はともに故障で戦線離脱期間が長く、ブルペンデーを設けるなどやりくりに苦労した時期もあった。

 チームは岸田体制1年目で3位に入ったが、連覇したソフトバンクとは13・5ゲーム差。12日にはクライマックスシリーズ・ファーストステージで日本ハムに連敗を喫して終戦した。3年ぶりの覇権奪還へ、戦力整備に取りかかる。

■徐 若熙(シュー・ルオシー) 2000年11月1日生まれ、24歳。台湾・平鎮高から19年ドラフト1位で味全ドラゴンズに入団。20年に右肘手術。21年3月に1軍デビューし、3勝。23年は台湾シリーズでMVPを獲得し、24年は7勝。今季は19試合に登板し、5勝7敗、防御率2・05。最速158キロ。180センチ、76キロ。右投げ右打ち。

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