【ロサンゼルス18日(日本時間19日)】米大リーグ、ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が今季限りで引退すると球団が発表した。ドジャースタジアムで開催される19日(日本時間20日)のジャイアンツ戦の先発が、レギュラーシーズンでは本拠地最後の登板となる。
ドジャースのレジェンドは2年間ともに過ごした大谷翔平投手(31)にも小さくない影響を与えた。大谷は今年カーショーと先発ローテーションを回り、初勝利を飾った試合後に大谷は「登板日の集中しているところを見ると、この集中力を長い年月続けているというのはそれだけでも大変なことだと思う。その中で素晴らしい成績を残していることは、尊敬に値する。本当に毎日が見ていて勉強になると思っている」と語っていた。
カーショーと大谷の共通点は決して雄弁ではないが、背中でチームをリードし、時には奮い立たせてきたことだ。7月20日ブルワーズ戦で味方が拙守を連発し、集中力を欠いたプレーを見せた後、降板したカーショーは怒りを大爆発させた。グラブを投げ、帽子を投げ、ベンチを叩いた。周囲は凍り付いた。だが、ロバーツ監督はカーショーの怒りがナインに緊張感を与え、「チームの転機になる」と話した。
ドジャース移籍2年目の大谷も救援陣が苦しい状況とみれば、マイナーで予定されていたリハビリ登板をメジャーで開始し、救援陣が苦しいシーズン終盤の状況を見て、救援だけでなく救援登板後の外野手としてのプレーも視野に入れていると語ったばかり。互いに自分の背中で示してきた。来季はチームの大黒柱を担ってきたカーショーはいない。王朝を築き、堅持してきたその意志は大谷にも引き継がれる。