試合前に取材対応したドジャース・ロバーツ監督(撮影・横山尚杜) ドジャース―ジャイアンツ(18日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が今季限りで引退すると球団が発表した。ドジャースタジアムで開催される19日(日本時間20日)のジャイアンツ戦の先発が、レギュラーシーズンでは本拠地最後の登板となる。
10年間カーショーと過ごしたロバーツ監督は試合前に取材対応し、「2週間ほど前に本人から聞いた。だからそういう気持ちを持っていることは分かっていた。昨日の試合前に『もう決めた、明日会見を開く』と聞かされた。彼も感傷的になっていた」と明かした。
ポストシーズン(PS)の起用については明確な明言を避けたが、「彼のラストランはチームにとって大きなモチベーションになる。誰もが彼をチャンピオンとして送り出したい。そして彼は成功も失敗も常に優雅さとプロ意識を持って受け止めてきた。最終決定は私一人ではできないが、彼の経験と人間性はどんな役割でもチームのプラスになると確信している」と語った。
今季、既に10勝を挙げチームのローテーションを担う実力も持ちながら引退を決断したことには「まだ十分な実力を見せられる状態で引退するのは難しい決断。でも家族との時間を大切にしたい気持ちが強くなった。彼は常に最高であることを当然としてきたが、年齢には誰も勝てない。中途半端にしがみつくことを望んでいない」と左腕の心の内を代弁した。
カーショーは2008年にメジャーデビュー。ドジャース一筋18年目で、通算222勝96敗、防御率2・54の成績。勝率・698は200勝以上を挙げた投手ではトップ。7月2日には史上20人目、左腕では4人目の通算3000奪三振を達成した。