山本由伸はジャイアンツ戦に先発し、5回⅓を投げ1安打無失点=ドジャースタジアム(撮影・蔵賢斗) 【ロサンゼルス18日(日本時間19日)=横山尚杜】「僕もカーショーのようなエースピッチャーになりたい」。エースの務めを果たしたドジャース・山本由伸投手(27)が決意表明した。ジャイアンツ戦に先発し、5回⅓を投げ1安打無失点、7奪三振。6四球と制球に苦しんだが、失点は許さなかった。
カーショーの引退表明を受け「すごく偉大な存在なだけに悲しい気持ちだった。2年間、同じチームで経験させてもらって、自分の野球人生の中でも何にも代えられない経験をさせてもらった」と感謝を口にした。
今季はメジャー2年目で初めて規定投球回に到達し、11勝、防御率2・58、194奪三振など、成績は軒並みチームトップ。長年エースを担ってきたカーショーについて「存在の大きさはチームでも一番。いつかは偉大な大先輩を超えられるように」と背中を追う。
7月7日のブルワーズ戦で2死しか奪えず、5失点で降板。2日後に再開したキャッチボールの相手をカーショーが買って出てくれた。9月6日のオリオールズ戦では九回2死までノーヒットノーランの快投を見せながらチームは逆転負けを喫した。
その翌日、登板前のカーショーは山本の両肩に手を置き、好投をねぎらった。10勝目を挙げ、2季ぶりに2桁勝利をマークした試合後、「昨夜のヤマ(山本)のピッチングは本当に素晴らしかった」と称賛した。
山本は3登板連続で被安打1と、ポストシーズン(PS)に向けた仕上がりは順調。カーショーと過ごす残り数週間。真のエースに近づく瞬間を、レジェンドに見せる。