二回、巨人・リチャードが2点本塁打(撮影・今野顕) (セ・リーグ、ヤクルト2-4巨人、23回戦、巨人16勝7敗、17日、神宮)大きなフォロースルーで、高々とアーチを描いた。0-2の二回2死一塁、巨人・リチャード内野手(26)が左翼ポール際へ同点の11号2ラン。豪快な一発で試合を振り出しに戻した。
「打った瞬間は切れるかなと思った。本当にギリギリだったので、残ってくれと思いながら(打球を)見ていました」
5月にソフトバンクからトレードで加入し、7本だったキャリアハイを更新し続けている大砲。チームメートの甲斐と西武・松原が持つ、育成出身選手のシーズン最多12本塁打まで1本とした。残り10試合で「いつかは抜きたいなと思っていて、実際、目の前にある」と記録更新へ意欲を示しつつ、「通過点だと思っている。気にすることなくプレーしたい」と口元を引き締めた。
阿部監督は一発をたたえながらも「その後の打席がからっきしだった。そういうところは勉強です」と2打席連続三振、右飛に倒れた第2打席以降にクギを刺した。3位のチームは連敗を2で止めたが、2位のDeNAも勝利したためゲーム差は1のまま変わらず。本拠地でのクライマックスシリーズ開催へ、一戦必勝でシーズン最終盤を戦い抜く。(原田優介)