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【虎のソナタ】高校球児の〝虎対決〟見られるかも 虎戦士にちなんだ名前…仙台育英・中岡有飛(ありあす)ら

午後4時開始の開会式リハーサルに臨んだ高校球児たち=甲子園球場(撮影・泰道光司)

阪神タイガースは夏の長期ロードを2勝1敗とカード勝ち越しでスタートした。前日3日のヤクルト戦は今季ワーストの8失点で完敗したが、大差で負けようが、1点差で負けようが、同じ1敗。優勝マジックも1つ減ったし、正直言って痛くもかゆくもない1敗だろう。

5日からは9連戦が待っている。一昔前ならこの時期の9連戦は勝負どころになっていたのだろうが、もはや「死のロード」はその名の通り〝死語〟だ。初めの6試合はバンテリンドーム、ホームの京セラドームと屋内球場で開催。さらに、豊富な先発陣がいる今年はむしろ、阪神にとっては9連戦がアドバンテージになりそうだ。

チームが甲子園に戻ってくるのは、29日の巨人戦から。それまで聖地は高校球児の青春の舞台となる。いよいよ5日に第107回全国高校野球選手権大会が開幕。4日は甲子園で開会式のリハーサルが行われた。

「いよいよ始まるんだなと思いました。僕は山形出身で、甲子園はテレビでしか見たことがなかったんですが、目の前で高校球児たちが並んでいるのを見ると、感動しました」

入社1年目の秋葉元が報告してきた。「もちろん地元の日大山形をはじめ東北勢には頑張ってもらいたいですが、地方大会では阪和線で片道2時間以上かけて智弁和歌山の試合に3度、取材に行きましたから、思い入れはありますね」と注目校を挙げた。


暑さ対策のため、今大会は史上初めて開会式が夕方に実施される。この日も開始時間と同じ午後4時から行われた。午前と午後の2部制も昨年から増加。気温40度を超える日が続く中、高校球児を守る取り組みは必要不可欠だ。

ベテラン記者・上阪正人も「午前の開会式では、プラカードを持つ女子生徒が熱中症で医務室に運ばれるのを見てきたから、夕方にやるのは賛成だね」と歓迎。今大会の見どころについては「ナイターが増えるから、プロの気分が味わえるとテンションが上がっている選手もいる。ただ、ナイターはあまり慣れていないと思うから、それがどうプレーに影響が出るかだね」と分析した。

一方、虎ソナ的には〝虎ネーム〟の高校球児たちに注目している。

創成館・森下翔太

神村学園・今岡拓夢

東洋大姫路・白鳥翔哉真

仙台育英・中岡有飛

今大会の登録メンバーをざっと見ただけでも、阪神にちなんだ名前の選手がこれだけいる。

森下翔太は森下と同姓同名で漢字も同じ。今岡拓夢は今岡真訪+中野拓夢。白鳥翔哉真(ひやま)は父親が〝代打の神様〟桧山進次郎の大ファンだったことから名付けられた。中岡有飛の下の名前は「ありあす」と読む。オリックス、阪神、巨人でプレーし、日本通算161本塁打を放ったジョージ・アリアスが由来だという。虎党の心をくすぐる名前が並ぶ。

5日の開幕試合に登場する創成館は、勝てば2回戦で神村学園とあたる。〝虎対決〟が実現するかもしれない。快進撃を続けている阪神は甲子園を離れているが、高校球児の〝虎戦士〟たちが聖地で躍動する姿に注目です。

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