ロッテの新人・西川史礁が7月30日の楽天戦(ZOZOマリン)で初めて4番打者で先発し、第2打席にプロ初となる本塁打を放った。
2リーグ制(1950年)以降、新人選手が初めて先発4番に座った試合でプロ1号をマークしたのは、58年4月5日の中日・森徹(対広島)以来67年ぶり3人目。ロッテでは前身の毎日創設初試合となった50年3月11日に戸倉勝城が球団1号を放って以来、実に75年ぶりの快挙となった。
ここまでは決して順風満帆な道のりではなかった。新人選手でありながら3月28日のソフトバンクとの開幕戦(みずほペイペイ)に1番で先発出場し、デビュー戦から5試合連続安打と滑り出しは順調だったが、4月3日のオリックス戦(ZOZOマリン)-同11日のソフトバンク戦(同)まで19打席連続無安打と打てず1軍出場登録を抹消。昇格後も5月に17打席連続無安打を記録するなど5月25日時点で打率・145(76打数11安打)と浮上できず2度目の登録抹消を経験し辛酸をなめてきた。
6月13日に再昇格した後は同22日のDeNA戦(横浜)で1試合4安打を放ち、再昇格前までは一度もなかった1試合3安打以上の猛打賞を4度(3安打=3、4安打=1)マークするなど、再昇格以降は打率・356(135打数48安打)と調子を上げ、202打席目でのプロ初本塁打へとたどり着いた。
球種別で再昇格前後の成績をみると、直球系(カットボール、ツーシームを含む)の結果球が打率・111(36打数4安打)→同・343(70打数24安打)、変化球は同・175(40打数7安打)→同・369(65打数24安打)と確実性が向上。特にチェンジアップが打率・500(10打数5安打、再昇格前・222)、フォークボールが同・435(23打数10安打、同・143)と落ちる球に対する修正力が高く、目覚ましい成長を遂げている。(記録担当・小川真幸)