最後を締めた桐敷拓馬を迎える藤川球児監督。優勝マジック39が点灯した(撮影・中島信生) (セ・リーグ、阪神5-0広島、17回戦、阪神13勝4敗、30日、甲子園)阪神が広島を下して4連勝。先発した村上頌樹投手(27)は苦しみながらも6回無失点と結果を残した。三回以外は毎回安打を許すも決してホームは踏ませず。二回に1死満塁のピンチを招いたが、1番・秋山を遊直併殺に仕留めて無失点で切り抜けた。その後は及川-石井-桐敷の無失点リレーで逃げ切った。
❶阪神が勝ち、中日が負けたため、中日の自力優勝の可能性が消滅した。これで阪神を除く5球団の自力優勝の可能性が消え、阪神に優勝へのマジックナンバー39が点灯した。マジック対象球団は2位以下で全勝時の勝率が最も高い巨人で勝率・679(95勝45敗3分け)。阪神は巨人との直接対決残り7試合に負けても、他で39勝すれば勝率・681(96勝45敗2分け)で上回る。現日程での最短優勝決定日は8月27日。
❷2リーグ制(1950年)以降、7月までに優勝マジックを点灯させたのは、昨年のソフトバンク(7月30日=優勝マジック42、同年最終順位は優勝)以来、通算11度目。阪神では2003年(7月8日=優勝マジック49、同優勝)、08年(7月22日=優勝マジック46、同2位)に次いで17年ぶり3度目で、ソフトバンク(前身を含む)と並ぶ最多回数。
❸今季23度目の無失点勝利。阪神でシーズン23度以上記録したのは、65年(32度=56年の西鉄と並ぶプロ野球記録)以来60年ぶり8度目。
❹対広島は10連勝。阪神の同一カード10連勝以上は03年の対横浜(16連勝)以来22年ぶり。対広島は66年と81年(12連勝=ともに2分けを挟む)に次いで44年ぶり3度目で、引き分けを挟まない10連勝は初。