ロックバンド、GLAYが5月31日と6月1日の2日間にわたり、10年ぶりとなるドームツアーの東京公演を行った。昨年5月に突入したデビュー30周年のグランドフィナーレを飾るツアーで、2015年5月以来10年ぶりに聖地に単独降臨。この日はアンコールで同じ時代を駆け抜けたロックバンド、ラルクアンシエルのhydeがサプライズ登場。約5万人を熱狂の渦に巻き込んだ。
国民的バンドが記念イヤーの集大成としてド派手に聖地に帰還した。
スクリーンに映し出された4人がドームに向かう様子にリンクする形でギター、HISASHI(53)が乗る車がステージに横付けされ、ボーカル、TERU(53)は2階からフライングでステージに降臨。その瞬間、悲鳴のような大歓声が場内を包んだ。
TERUは「30年たってもすてきな光景を見させてくれて本当にありがとう!!」と笑顔。リーダーのTAKURO(54)は「これが俺の自慢のGLAYだ!!」と胸を張り「こんな幸せでいいのかな」と感無量だ。
昨年5月に突入したデビュー30周年を総括するドームツアーの東京公演。東京ドームでの単独公演は20周年の2015年5月以来10年ぶり。5年前の25周年はコロナ禍で同所を含むドームツアーを断念しただけに、チケットはプレミアと化し、4階のスタンドまで観客で埋められた。
「行くぞ!」「カモン!!」。感情むき出しのTERUにベースのJIRO(52)ら3人は演奏で呼応し、28.8メートルの花道を駆け回る。レーザーや火の玉を駆使してオーケストラとも共演。代表曲「口唇」「グロリアス」など19曲で魅せ、名曲「SOUL LOVE」「BELOVED」ではファンが大合唱し、会場と一体になった。
アンコールではヒット曲「誘惑」が始まると同時にTERUがラルクのhydeとステージに飛び出し、1994年デビューの2大巨頭の共演が実現。驚きと喜びの声であふれる中、2人で同曲とラルクの名曲「HONEY」を熱唱し、hydeに「30歳おめでとうございます」と祝われ、TERUは「夢のような時間でした」と感激した。
ツアーは8日の京セラドーム大阪で完結するが、ファンクラブ設立30周年を迎える来年に自身初の欧州公演をイタリア・ベネチアで予定。TERUは「また3年後とかやりたいね。皆さんの街に遊びに行きます」と宣言。TAKUROは「また皆さんの笑顔に会いに必ずここに戻ってきます」と再来を約束した。GLAYの旅は続く。(納村悦子)