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阪神・中川勇斗の恩師、京都国際高・小牧憲継監督が明かす秘話 試合前に「なにがなんでも絶対に結果を残します」とLINEが来ていた

京都国際高・小牧憲継監督

(セ・リーグ、巨人1-7阪神、8回戦、阪神7勝1敗、6日、東京D)阪神・中川勇斗捕手(21)がプロ初安打を放ったことを受け、京都国際高時代の恩師・小牧憲継監督(41)がサンケイスポーツにメッセージを寄せた。高校時代から変わらない、ガッツあふれるプレースタイルや勝負強さを明かした。

練習中でしたが、いろいろな人からLINEで動画が送られてきていました。中川らしい泥臭いヒットでしたね。あの強い打球がファインプレーされて抜けないのも本当にあいつらしいなと(笑)。うれしさとか、懐かしさがこみ上げてきました。

いまどき珍しい、気迫を前面に出せる子だと思います。きょうのヒットみたいに頭から突っ込んで、闘志をむき出しにする。普段は冷めているというか、冷静でクールなタイプなんですけど、グラウンドに立てばスイッチが入るんです。冷静で、心は熱い。捕手をしていましたので、まさにグラウンドの監督で、信頼していました。

うちは昨年の夏に優勝することができましたけど、初めての甲子園(2021年の春夏)に導いてくれたのは、まぎれもなく彼。中川がいなかったら、甲子園出場はなかったと思いますね。

本人も今季への思いは相当強かったと思います。私としては捕手としての印象しかないですけど、ことしは捕手以外のポジションにも挑戦している。「結果を残してナンボ。どこでも守ってしがみつきます」と言っていました。毎年、年末年始は数日、グラウンドに練習しに来るんですけど「年々成長しているな、良くなっているな」と思っていました。

今年は私も「今年結果出さないとクビやぞ」とハッパをかけまていました。きょうの左翼の守備も、普通の守備力なら楽勝だと思うんですけど、ダイビングして(笑)。でもああいう球際の執着心。あれは高校時代から変わっていないですね。

彼は大舞台になればなるほど結果を出すタイプでした。高3の夏の大会も「就職活動やぞ。全打席ホームランを狙ってこい」と送り出した。すると、府の決勝から甲子園まで3試合連続ホームラン。あれがスイッチが入ったときのアイツのすごさ。スタメンとなったきょうの試合前にも「なにがなんでも絶対に結果を残してきます」と短いLINEが来ていたので、目立ってやろうと気合が入っていたんでしょうね。

これでとりあえずスタートライン。ここから生き残っていくには、いかに結果を残し続けられるかです。私は、中川は甲子園に育てていただいた一人だと思うんです。だから、今度はホームの甲子園で輝いてほしいと思いますね。(京都国際高野球部監督)

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