東京新大学春季リーグ第1週第1日(4日、創価大7-0東京国際大=規定により七回コールド、岩槻川通公園野球場)開幕戦で今秋ドラフト1位候補の立石正広内野手(4年、山口・高川学園)が一回の第1打席、初球を捉えて2ランを放つなど2打数1安打2打点、2四死球を選ぶなどチームの快勝に貢献した。
「ずっと緊張していたのでまずはめちゃくちゃ安心した。(開幕戦の成績は)ちょっと怖いぐらいによかった」
プロ注目のスラッガーがあいさつ代わりの一発で猛アピールした。一回無死一塁で、初球の高めに浮いた直球を一閃。高々と舞い上がった打球はそのまま左翼席へ吸い込まれていった。「ファウルになるかなと思って走らなかったが案外切れなかった」と語るも、「(体が)開くのが癖なので、少しそこを我慢できたから切れずに真っすぐ飛んでくれたのかな」と手応えは十分だった。
昨秋の明治神宮大会では1大会10安打の大会新記録を樹立。今秋ドラフト最注目野手の春初戦には、日米複数球団のスカウトがバックネット裏で熱視線を送った。期待に応えるかのように、立石はどうだと言わんばかりの一発でアピールした。
昨春のリーグ戦は開幕5連敗スタートだったが、今季は開幕白星スタート。勢いに乗って6月の全日本大学野球選手権の切符をつかむべく突き進む。今季、主将も務める4年生は、「みんな緊張していた中で勝ち切れた。そのまま乗っていければ」と意気込んだ。