ティーショットを放つ皆吉。プロの意地でプレーオフを制した(撮影・中島信生) 大阪レディスオープン(14日、コース=大阪・アートレイクGC=6602ヤード、パー72)プロ3年目の皆吉愛寿香(あすか、24)が5バーディー、ボギーなしの67で回り、アマチュアの中西悠加(23)とのプレーオフを3ホール目のパーで制して優勝。2位の中西がベストアマに輝いた。
プロの意地を見せた。ともに2000年度生まれの2人によるプレーオフ。3ホール目で栄光をつかんだ皆吉が、声を弾ませた。
「優勝することができて自信になった。緊張はあまりしませんでした」
高精度のショットが光った。最終18番(パー4)で、残り135ヤードの第2打をピンそば90センチにつけてバーディーを奪い、アマチュアの中西との一騎打ちへ。一打が勝負を左右する展開でも淡々と回り、3ホール全てでパーオンに成功。最後は2メートルのパーパットを沈め、ボギーだった中西に勝利した。
鹿児島市出身の24歳。10歳でゴルフを始め、高校時代はアルバイトをしていた高牧CCで練習に明け暮れた。たびたび同郷でツアー通算8勝の勝みなみとともにラウンドする機会に恵まれ、視座が高まった。
2022年のプロテストに合格。プロ2年目の昨季は下部ツアー「RFG佐嘉窓乃梅カップ」でプレーオフの末に2位に入るなど、トップ10入りは6度。着実に実力を伸ばしている。
「今年は下部ツアーでまず1勝を挙げたい。大きな目標はレギュラーツアーでの優勝です」。次週の「Vポイント×SMBCレディス」に主催者推薦で出場予定。大阪で深めた自信を胸に、強敵たちに挑む。(鈴木和希)
◆昨年のプロテストにトップ合格、76で58位の寺岡沙弥香 「ショットがだめだった。(主催者推薦で出場する)再来週のアクサレディスまでに調整したい」
◆77で68位、下部ツアー通算4勝の天良枝里子 「コースが難しかった。地元開催の試合に出場できてよかった」
◆79で95位、ルーキーの中地萌 「理想とは程遠いスコアでした。ショットを改善する必要がある」
■皆吉 愛寿香(みなよし・あすか) 2000(平成12)年5月7日生まれ、24歳。鹿児島市出身。神村学園高卒。父の影響で10歳でゴルフを始める。4度目の挑戦だった22年のプロテストに合格。得意クラブは9番アイアン。今季QTランク156位。159センチ。