開幕投手を務める戸郷が要所を締めて4回を無得点に抑えた(撮影・萩原悠久人) (オープン戦、オリックス1-5巨人、7日、京セラ)巨人・戸郷翔征投手(24)が7日、オリックスとのオープン戦(京セラ)に五回から登板して4回3安打無失点に抑えた。28日のヤクルト戦(東京ドーム)で2年連続の開幕投手を務めることが決まっているエースは、オープン戦計8イニングで自責点ゼロと順調な調整ぶり。次回は15日に米大リーグ、ドジャースとのプレシーズンゲーム(東京ドーム)に先発予定で、大谷翔平投手(30)擁する最強軍団を相手に腕を振る。
3月末に控える開幕戦へ、上々の仕上がりだ。2年連続の開幕投手を務める戸郷が、走者を背負いながらも無失点。マウンド上で首をかしげる場面もありながら、自身の投球に及第点の評価を与えた。
「球速だったり、まだまだ上げられるところはある。満足はしていないけど、ゼロに抑えられたところはよかった」
五回は先頭の紅林に二塁打を浴び、犠打で1死三塁。しかし、後続を140キロ台中盤の直球と決め球のフォークボールで2者続けて内野ゴロに打ち取り、スコアボードに0を並べた。前回登板の1日のヤクルト戦(東京ドーム)は先発して3回無失点。ここまでオープン戦3試合に登板し、計8イニングで自責点ゼロと順調だ。
前日時点では先発予定だったが、投手コーチからの提案で山崎の後を受けてマウンドに上がった。エースの調整具合について阿部監督は「(開幕に)合わせてくれると思っている」と全幅の信頼を置いた。
メジャーで昨季ワールドシリーズを制した最強軍団を相手に、ガチンコ勝負を挑む。次回登板は15日に行われるドジャースとの一戦。「まだまだ(状態を)上げないことには、いいピッチングができないと思う」と口元を引き締めた右腕だが、「なかなか世界一のチームと対戦することは数少ない。次の対戦が楽しみです」と心待ちにした。ド軍打線は昨季ナ・リーグ本塁打王に輝いた大谷を筆頭にフリーマン、ベッツら強力なラインアップ。戸郷は「調整というより本当の勝負だと思っている。シーズンと同じくらいの出力で、いい緊張感の中で投げられる」と気合を入れてマウンドに立つ。(原田優介)