青木はMLBでプレーしていた2015年10月、シーズンを終えて帰国し神宮を訪問。当時監督の真中氏と談笑した 私と青木は現役時代、外野のレギュラーのライバルだった。青木がプロ2年目の2005年。5月の交流戦後に打ち始め、シーズン202安打をマークして一躍、タイトル争いの常連に名乗りを上げると、私は代打に回ることに納得させられたものだ。
「打・守・走」の3拍子そろった選手で、ハートも強い。野球に対する姿勢は貪欲で、常に技術を追い求めていた。
ベテランになっても偉ぶることなく、プレーしながら若手とコミュニケーションをとり、アドバイスを送った。山田や村上はもちろんのこと、影響を受けた選手がどれだけいることか。
この日、1安打1犠打1四球で快足も発揮した並木、3安打で2打点を稼いだ岩田もそう。カウントを追い込まれても簡単には三振しない。しつこいタイプがヤクルトには多い。まさに青木が手本になっている。
これからも青木は、日米で得た豊富な経験を基にして、球界に貢献してくれることだろう。(サンケイスポーツ専属評論家)