一夜明け会見に出席した(左から)枝川孝会長、西田凌佑、武市晃輔トレーナー=六島ジム(撮影・鈴木和希) IBF世界バンタム級新王者の西田凌佑(27)=六島=が、エマヌエル・ロドリゲス(31)=プエルトリコ=との激闘から一夜明けた5日、大阪市内の所属ジムで会見に臨んだ。
目や顎が腫れた顔に笑みを浮かべながら会見に出席。「本当にうれしい。感謝の気持ちでいっぱい」と実感を込めた。作戦などをともに考えてきた武市晃輔トレーナーも同席。勝因について「作戦は考えてきたが、最終的には根負けしないかどうか。勇気と根性です」と精神面を挙げ、新王者をたたえた。
昨年3月に近大ボクシング部で同級生だった沙捺さんと結婚。5日夜は今年3月に誕生した娘の莉奈ちゃんと対面。だが、泣いていたこともあり、試合後にもかかわらず早朝5時頃まで沙捺さんと一緒に見守っていたという。
試合前には減量に苦しんでいたことを明かした。「今回は一番きつかった。落とすのが難しくて、少し限界は感じた」。今後については「ロドリゲス選手に勝つことしか考えていなかったので、先のことは考えていない。ボクシングを一旦忘れてリフレッシュしたい。行けてない新婚旅行にも行きたい」とリラックスした表情で話した。六島ジムの枝川孝会長は、階級を上げる可能性にも言及しながら「今回の減量はギリギリの状態でリミットまでもっていった。今後は動向を見ていきたい」と語った。