シュートを放つメッシ(左から2人目)。ゴールはなかったが、一流のプレーで観客を魅了した(撮影・萩原悠久人) サッカー・プレシーズンマッチ(7日、国立競技場)アジアツアーの一環で来日した米プロリーグMLSのマイアミが昨季J1王者の神戸と対戦し、0-0からのPK戦に3-4で敗れた。マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)は後半15分から出場し、試合終了まで30分間プレー。ドリブルで切り込みシュートを放つなど、日本のサポーターを熱狂させた。
ピンクのユニホームに身を包んだ背番号「10」に、国立競技場の大歓声が降り注いだ。途中出場したFWメッシが違いを見せつけた。
「きのう(6日)の午後の練習で状態がよかった。そのときに30分の出場と決めた」
マルティノ監督が説明した。メッシはアジアツアー最初の訪問地、サウジアラビアで太もも裏を痛め、4日の香港での試合は欠場。香港では高額のチケットを購入したファンらが返金を求める騒動に発展していた。この日の試合後、指揮官は「あの試合は出場は難しかった」と釈明した。
6日の会見でメッシは「(神戸戦で)プレーするかは分からない」と言及、この日もベンチスタートとファンをやきもきさせたが、後半15分からピッチへ。いざ出場すれば華麗なプレーで2万8614人をわかせた。
前半にメッシがアップを始めただけでスタジアムがざわつき、出場してボールを持っただけで大歓声がわくなどのスターぶり。2本のシュートは決めきれず、PK戦でも蹴ることはなかったが、得意のドリブルで何度も相手ゴールに迫った。
仏1部リーグのパリ・サンジェルマンの一員として来日した2022年以来の日本でのプレー。時間は短かったが、十分にファンを満足させた。