巡ってきたチャンスを生かしてみせる。高卒2年目に突入する阪神・茨木秀俊投手(19)が、19日に発表された1・2軍のキャンプ振り分けで宜野座の1軍キャンプメンバーに選ばれた。
「うれしいですし、でもピッチャーとしては一番下なので、そこに食い込んでいけるかっていう勝負だと思います」
〝一番下〟と自覚して見上げる虎の投手陣は壮観だ。昨季MVPの村上や2桁勝利の伊藤将と大竹、最多勝2度の青柳、ベテランの西勇…あげればキリがない。それでも先発として勝負したい思いがある。140キロ中盤の直球とスライダーなどを組み合わせ、昨季ウエスタンで3勝の右腕は「ゲームを作る力だったり先発としての力がまだ全然だと思う。総合的にまだまだだと思うので、磨いていきたい」と意気込む。
同期の門別が岡田監督に絶賛され1軍キャンプ当確を早々に明言されていた中、同じく宜野座行きをつかんだ。ルーキーイヤーの昨季を見守った和田2軍監督は「体も見違えるぐらいになってきた」と2人を評し、「去年の現時点よりもレベルアップしたところでの戦い」と期待をかける。
茨木自身も体の強化には自信をつけた様子で、帰省先で両親に「『なんだその体は』と言われました。こっちに来てベンチプレスも初めたので。1年間で5キロ体重が増えました」と誇る。昨季からみるみる厚くなった体を指摘しても「変わんないっすよ。まだまだ」と照れ笑いしていたが、努力の成果は着実に身になっているようだ。