シミュレーターの座席に座り、インストラクター(左)の指示で有明のコースを走行する小池百合子東京都知事=東京都庁 電気自動車レースの世界選手権「フォーミュラE(FE)東京大会(3月30日、東京・有明地区)」の開催をPRするイベントの開幕式が18日、東京都庁で行われ、小池百合子知事がシミュレーターでコースを体験するなどして大会をアピールした。
知事は「ZEV(ゼロエミッション・ビークル=二酸化炭素を排出しない車両)普及のための一大イベント。準備に時間をかけたが、いよいよだなという感じ。これを機会に(環境対応)モビリティーの普及を力強く後押ししたい」と話した。
観戦チケットの先行予約がこの日にスタート。またこの日から24日までは、都庁1階に設置されたシミュレーターで有明湾岸のコースを体験できる。シミュレーターを試した知事は低速度の安全走行を披露。「久しぶりの運転でおっかなびっくりだったけど、病みつきになりそう。プロも使うシミュレーターということで(多くの人に)試していただき、ZEVの魅力と、ベイエリアのサステナブルな街を楽しんでもらいたい」と感想を表した。
FEは電気駆動のフォーミュラカーによる国際自動車連盟(FIA)公認シリーズで、東京大会は今季第5戦。江東区の東京ビッグサイト周辺の一部公道を利用した2.582キロのコースで行われる。日本国内の公道で国際レース(ラリーは別)が行われるのは史上初となる。
「とても安全な運転だった。佐藤琢磨も角田裕毅も安心だろう」と知事のドライビングを評したのは、シリーズを運営するFEオペレーションのジェフ・ドッズCEO。「東京の都心でのレースは、まだ誰もやったことがない。車に完全に合ったコースを設定できた。あと2カ月すれば、このコースを世界トップレベルのドライバー22人が時速250~300キロで疾走する。ワクワクする瞬間を共有したい」と期待を表した。
観戦チケット先行予約の情報は「https:eplus.jp/fiaformulae/」で確認できる。