前半10分の先制ゴールに喜ぶMF南野(右)。DF板倉も祝福した(共同) サッカー・アジア杯1次リーグD組(14日、日本4-2ベトナム、ドーハ)日本は苦しんだがベトナムを4―2で退け、白星発進した。MF南野拓実(28)=モナコ=が先制点と、1-2の前半終了間際に同点ゴールを決める躍動。2点を加えて代表通算20ゴールとした。日本は19日の第2戦でイラク、24日の第3戦でインドネシアと顔を合わせる。
想定外に苦しんだ日本を、経験豊富な28歳が救った。南野が2ゴールで初戦勝利に導いた。
「重要な初戦。結果的に勝利できてよかった。試合運びはよくなかったけど、なんとか強さを示せてよかった」
前半10分に先制ゴール。菅原のシュートのこぼれ球を右足で冷静にゴールへ蹴り込んだ。その後、セットプレーからの連続失点で、まさかの追いかける展開にも「逆転されたが、何とかゴールで助けになりたかった」という背番号8が再び躍動する。前半終盤には同点ゴールを決め、さらにMF中村の勝ち越し点を演出した。
南野(背番号8)は前半44分に2点目。代表通算20得点をマークした(共同)スムーズなトラップから力みのないシュートで右へ流し込んだ。2019年の前回大会は好機をことごとく外し、カタールに屈した決勝での1ゴールのみ。5年を経て成熟し「難しくなりうる」と警戒していた初戦で結果を出した。これで日本代表通算20ゴールに到達。史上13人目で、1つ上の12位は21得点のFW中山雅史(1位は釜本邦茂の75得点)だ。
「まだ初戦。1次リーグの突破も決まったわけではない。次も気を引き締めていい準備したい」と表情を引き締めた南野。日本を頂点へとけん引する。