パドレスに移籍し、オンラインで入団記者会見をする松井裕樹=9日(共同) 【ニューヨーク9日(日本時間10日)=竹濱江利子通信員】楽天から米大リーグのパドレスに移籍した松井裕樹投手(28)がオンラインで入団記者会見に臨み、同じナ・リーグ西地区のドジャースに加入した大谷翔平投手(29)との対戦について「世界最高の左打者の1人。抑えられるよう全力を尽くしたい」と意気込みを語った。パドレスはド軍と3月20日にソウルで開幕戦を迎える。
画面越しに決意をみなぎらせた。日本で通算236セーブを誇る松井がパドレス入りのオンライン会見。3月20日に韓国ソウルで行われるドジャースとの開幕戦を見据えた。
「たくさんの人に注目されるし、勝って勢いをつけられればいい。しっかり準備したい」
同じナ・リーグ西地区で過去11年で10度優勝しているド軍には、大谷と山本が加入。昨年3月のWBCでともに世界一に輝いた侍ジャパンのメンバーだが「世界最高の左打者の1人。抑えられるよう全力を尽くしたい。牙城を崩さなければいけない」と意気込む。大谷からは入団決定後にメッセージを交わし、「同地区だけどよろしくね」と祝福されたという。
日米通算250セーブの節目まで14。新天地でも救援での起用が見込まれ、楽天時代に務めた抑えも「勝ち取るつもり」と決意を口にした。メジャーでは公式球の違いや投球間の時間制限への対応が課題となる。日本では投球間隔が長いことで知られただけに、新しい環境へ「アジャスト(適応)していければ」と力を込めた。
日本人救援投手史上最高額となる5年総額2800億ドル(約40億円=為替レートは入団当時)で契約。決め手の一つに同僚となるダルビッシュを挙げ「僕の中ではかなり大きな存在」と語った。ダルビッシュも日米通算200勝の節目に残り4勝、楽天時代にメジャー挑戦への助言を授かった田中将もあと3勝。自身も含め名球界入りへカウントダウンに入っており「もし同年に通過することができれば素晴らしい年になる」。メジャーでの成功の先に大きな勲章が待っている。