壇上であいさつをし、会場を笑いで包んだ岡田監督。手前は会長の本庶氏(撮影・中島信生) 阪神・岡田彰布監督(66)の京都の後援会「メンバーズ80・岡田会」のリーグ優勝&日本シリーズ制覇祝賀会が21日、京都市内のホテルで行われた。岡田監督は壇上に立ち、今年の新語・流行語大賞で年間大賞に輝いた「アレ」を封印することや、パインアメを引き続き舐めることを明かすなど政財界の関係者約500人から何度も笑いを誘った。支え続けてくれる人たちへ、来季は球団史上初の連覇を届ける。
日本列島が今冬最大級の寒波に見舞われても、虎将が行くところはどこも場があたたまる。底冷えで知られる京都もいてつく寒さだったが、河原町近くにあるホテルだけはホカホカだった。虎を38年ぶり日本一へ導いた岡田監督が、壇上でマイクを握っていたからだ。
「アレいうのは、あんまり言わないですよ。もういいでしょ、アレは。今日はパインアメの(パイン株式会社の)社長が来てるんで、来シーズンはパインアメはなめますから」
あんなにも流行したアレを、いとも簡単に封印する!? そして、こよなく愛するパインアメの来季継続をこんなところで宣言!! いきなりドッと沸かせて、この日を待ちわびていた参加者たちを大いに喜ばせてみせた。
「メンバーズ80・岡田会」は、岡田監督が初めて阪神監督に就任した2004年のオフに京都出身の吉田義男元監督や京都の政財界、医師らが中心となり結成された後援会だ。共通の趣味のゴルフなどで岡田監督との親交を深めた、ノーベル生理学・医学賞の受賞者としても知られる本庶佑京都大特別教授(81)が会長を務めている。
本庶会長も来賓代表としてあいさつを行い「2004年から続いた私の夢は一気に、あっという間に完成した。岡田監督、ありがとうございました」と感謝した。誰より信じ期待し続けてくれた人からの言葉に、会場にはまた温かな空気が充満し、虎将も目尻を下げた。