「ABC星座(スター)劇場2023」初日を迎えたA.B.C-Z(左から)五関晃一、河合郁人、橋本良亮、戸塚祥太、塚田僚一=帝国劇場(撮影・田村亮介) 人気グループ、A.B.C―Zの主演舞台「ABC座星(スター)劇場2023~5Stars Live Hours~」が7日、東京・丸の内の帝国劇場で開幕した。
河合郁人(36)が21日の千秋楽をもってグループを脱退するため、5人体制のラストステージに。メンバーは本番前に公開ゲネプロと会見を実施。河合の脱退を前に寂しさが漂うかと思いきや、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)所属タレントの中でも屈指の仲良しグループであるメンバー間の絆を随所に感じさせ、劇場は温かい空気に包まれた。
ステージでは1幕で少年隊「stripe blue」やSMAP「STAY」、嵐「Turning Up」などの名曲メドレーを届け、2幕は新曲「BRAND NEW LEGEND」などA.B.C―Zの楽曲がめじろ押し。彼らは今年、コンサートツアーを行っていなかったため、約2時間で計59曲を披露してファンを喜ばせた。
ところが、公開ゲネプロでは塚田僚一(36)が自分たちの楽曲の歌詞を何度か忘れたり、間違える場面があった。すると、戸塚祥太(37)が曲間にさりげなく「もうちょっと休養した方がいいんじゃない?」とニヤリ。塚田が5月から8月まで体調不良のため休養したことを引き合いにイジったのだが、その間に降板した主演舞台「夜曲~ノクターン~」の代役を務めた戸塚による絶妙なフォローだった。
会見では通常、舞台関係者が進行を担当するが、この日は河合が務めることに。「今から会見を始めます。まずはフォトセッションからですかね」とスムーズな展開に、思わず五関晃一(38)は「来年から会見だけ来て仕切ってくれる?」と〝おねだり〟。河合が「まだ実感がないけど、千秋楽では泣くかも」と漏らすと、橋本良亮(30)は「すぐ泣くから(公演期間中に)いつ泣くか楽しみ」とツッコんで笑わせた。
話題の中心にいた河合が今年を表す漢字一文字に挙げたのは「繋」。「今年は自分たちのこともそうですけど、周りで起きたことにファンの方も戸惑った1年だったと思う。それでも応援してくれる皆さんがいて、つながりを感じた」としみじみ。この日は、まさにメンバー間のつながりを感じさせた取材現場だった。(渡邉尚伸)