優勝祝賀会に出席した岡田監督。祝宴ラッシュも日本一になったからこそです 毎日、毎日、ビックリするぐらいにおめでたい行事が続くもんだ。今度は「日本一・リーグ優勝祝賀会」。政財界のVIPも駆け付けて、それはもうにぎやかだった。
「僕は以前に経験しましたが、日本一になると、一気に行事が増えるんですよねぇ」
原監督率いる巨人の担当時代に日本一を知っている当番デスク・牧慈に、驚いた様子はなかった。常勝・巨人なら当たり前かもしれない。が、阪神は38年ぶり。一番上の編集局長から、一番下のルーキー記者まで、連日連夜の「おめでとうございます」攻勢なんて、誰も知らない世界だ。
そのルーキーのトラ番・中屋友那も、祝賀会取材メンバーとして会場のホテルに駆け付けた。
「こんな立派なホテルに足を踏み入れたのは初めてです。荘厳な雰囲気で、圧倒されています。祝賀会の部屋は、人数制限があって入れないのですが、報道陣控室ですらシャンデリアが4つもある、すごい豪華な部屋になってます。こんなホテル、二度と来られないかも…」
その超一流ホテルは、阪神の新監督就任や、超大物FA選手の入団会見や、新入団選手の入団会見でもよく利用してきたから、たぶん、この先、何度でも行けるよ!と伝えておいた。今の初々しさを忘れずに取材しろよ…と心の中につぶやきながら。
祝賀会の前に、中屋記者は鳴尾浜球場で門別を取材。イチ押しのルーキー投手が新人王を目指すという原稿。気合も入りまくっていた。