今夏の猛暑を受け、北海道教育委員会は22日、道立学校の夏休みと冬休みを合わせた総休業日数を50日以内から56日以内に拡大することを決めた。道内では冷涼な気候に合わせ、他の都府県よりも夏休みが短いが、今後は気候の変化に応じて休みを延長できるようになる。
今回の決定は小中学校を管轄する道内の各市町村の判断基準となる。一方、札幌市教委は小学校で冬休みを5日短縮、夏休みを5日長くする方向で検討しており、道内の他自治体と休み期間が異なる可能性がある。
札幌管区気象台によると、今夏は気温30度以上となる真夏日が過去最長の44日間続いたほか、札幌市では8月23日に観測史上最高となる36・3度を観測していた。
道内の学校のクーラー設置率は昨年9月1日時点で16・5%。今年は多くの学校で休校や下校時間の繰り上げなど熱中症対策に追われたため、道教委は、夏休み、冬休みをそれぞれ25日以内と定めていた総休業日数の見直しを進めていた。
道教委によると、平均的な冬休みの日数は23~25日。夏休みを他の都府県並みに長くした場合、冬休みを短くしなければならないが、担当者は「冬には雪害もある。冬休みを削るわけにもいかない」と話している。