六回途中でマウンドを降りるオリックス・山本由伸。左は中嶋聡監督=京セラドーム大阪(撮影・水島啓輔) (SMBC日本シリーズ2023、オリックス-阪神、1回戦、28日、京セラ)オリックス・山本由伸投手(25)は六回途中7失点でKOとなった。二回2死からノイジーの5球目、自己最速の159キロを計測するなど、立ち上がりからアクセルは全開。四回まで0-0と阪神・村上との投手戦を繰り広げた。ところが五回。先頭の佐藤輝の中前打を機に1死三塁から7番・渡辺諒の中前打で先制点を献上。なおも2死一、二塁から近本に2点三塁打、中野に左前打で4失点。六回にも2死一、三塁とされると木浪に左前打、坂本にも左翼線を破る適時二塁打と相手打線を止められず。近本に四球を出し、2死満塁となったところで中嶋監督に交代を告げられた。3年連続で日本シリーズでの初陣のマウンドに上がったが、2021年は7回1失点、昨年も五回途中4失点とつかめなかった白星。3年連続投手4冠の実力を大舞台で示すことはできなかった。「大事な初戦のマウンドを任せていただいた中で、役割を果たせなかったことが悔しいです」とコメントした。