八回、選手交代を告げる阪神・岡田彰布監督=マツダスタジアム(撮影・水島啓輔) (セ・リーグ、広島2ー1阪神、24回戦、阪神14勝9敗1分、30日、マツダ)阪神が3連敗。D2位・門別啓人投手(19)=東海大札幌高=は無失点ながら援護がなく、六回に代打を送られた。球団では1983年10月24日ヤクルト戦(神宮)の御子柴進(長野・松本工、現スコアラー)以来、40年ぶりの高卒新人の初先発初勝利はならなかった。七回のヨハン・ミエセス外野手(28)の同点打がチームにとって55イニングぶりの適時安打。八回に登板した加治屋蓮投手(31)が1死後、末包昇太外野手(27)に勝ち越しソロを浴びた。スタメン落ちのD1位・森下翔太外野手(23)=中大=は八回、代打で左前打を放ち、右翼に入った。最多安打のタイトル争いは阪神・中野拓夢内野手(27)は1安打を加え、163本で単独トップ。中日・岡林勇希外野手(21)とDeNA・牧秀悟内野手(25)が1差で追う展開。9月を15勝8敗1分で終えたが、チームは2試合を残して、球団最多の年間87勝(03、05年)を逃した。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=84勝52敗5分、観衆=3万1189人)。
ーー門別がナイスピッチング
「良かったよな。今日は。うん」
ーー真っすぐも多めで球は走っていた
「まあ一回(1軍で)投げていたからかな。おーん。目一杯だったけどな。5回で。ボールも、ちょっとアレや。あの回は高めにいっとったけど」
ーー菊池や西川ら実績のある打者に粘られても踏ん張った
「コントロールが、そんなにバラツキないし、今日は狙ったところに、ある程度行っとったからの」
ーー無四球だった
「思った以上に良かったよな。コントロールがな」
ーーピンチでバタバタしない
「前は誰や。富田か。富田とかは、いろいろ投げさせたけど、一番落ち着いて投げとったよな、門別の方が」
八回、代打で左前打を放った阪神・森下翔太=マツダスタジアム(撮影・宮沢宗士郎)ーー次のチャンスは
「次って試合あれへんやないか。いつ投げんのよ。あれへんて、それは。もう来年の楽しみやんか」
ーー打者は移動ゲームで主力を休ませた
「それは別にこっちの事情やから関係あらへんやんか」
ーー森下は試合前にも打ち込んでいた
「ちゃんとストライクを振ったやんか。それだけのことやろ」
ーーきっかけと言うにはまだ早いか
「そら分からんわ、そら。そらお前、18日(CSファイナルステージの第1戦)にちゃんと打ったらエエんやから、はっきり言うて」
ーー右のリリーフはちょっと打たれている
「中継ぎにしても、明日もみんな投げさすけど、今度の短期決戦のメンバーを選ばなアカンわけやから。9人、10人ぐらいおるからなあ、結局は。ブルペンはそういうことやで、今はな」