村上が3年連続4度目となる30号。満員御礼の神宮球場に歓声がとどろいた(撮影・今野顕) ヤクルト・村上宗隆内野手(23)が16日、DeNA23回戦(神宮)で四回に左翼席へソロを放ち、3年連続の30本塁打に到達した。シーズン30本以上を放ったのは2019、21、22年に続き4度目。新人から6年目までに4度記録したのは最多タイで、原辰徳(巨人)、清原和博(西武)に次いで3人目となった。頼れる主砲の一発などでチームは6―3で勝利した。
スタンドインを見届けると「30」を誇示するように3本の指を突き上げた。2-2の四回。村上が左翼席へ3年連続となる30号ソロを放ち、納得の表情を浮かべた。
「少し詰まりましたが、入ってくれて良かった。目標はもっと上でしたが、最低限30本打つことはできた」
DeNA先発、石田の真ん中低め141キロの直球を一閃。14日の広島戦(神宮)以来2試合ぶりとなる一発で、シーズン30本は2019、21、22年に続く通算4度目となった。新人から6年目までに4度記録したのは最多タイで原辰徳(巨人)、清原和博(西武)に次いで3人目。3年連続の大台は球団では6人目の快挙となった。
記念すべき日だった。5年前の9月16日、村上は熊本・九州学院高から入団1年目の2018年に広島戦(神宮)のプロ初打席で初本塁打を放った。積み上げてきた本塁打数は通算190本に到達。日本を代表するホームランバッターへと成長した主砲に、2軍監督時代から4番として起用し続ける高津監督は「心も体も強い。くじけそうなときでもしっかりとスイングをしてくれる」と最大限の信頼を置く。
残り11試合。チームは3年ぶりのBクラスが確定している。それでも村上は「一試合でも多く勝てるように、本塁打を見せられるようにしたい」と闘志をみなぎらせた。(森祥太郎)
■データBOX
❶23歳シーズンのヤクルト・村上が今季30号。シーズン30本以上を放ったのは2019、21、22年に続く通算4度目。新人から6年目までに4度記録したのは最多タイで、巨人・原辰徳(1982、83、85、86年=33→32→34→36)、西武・清原和博(86、88-90年=31→31→35→37)に次いで3人目。左打者では最多。
❷23歳以下のシーズンに3年連続は53-55年の西鉄・中西太(20-22歳=36→31→35)、88-90年の西武・清原(21-23歳)に次いで3人目。
❸ヤクルト(前身を含む)の選手で4度記録したのは、8度のバレンティンを筆頭に、池山隆寛、山田哲人(各5度)、ペタジーニ(4度)に次いで5人目。3年以上続けたのは16-19年のバレンティン(4年)以来4年ぶり6人目。日本選手では88-92年の池山隆寛(5年)、04-06年の岩村明憲(3年)に次いで3人目。