ブレーブス戦の1回、右前打を放つエンゼルス・大谷=アトランタ(共同) 【アトランタ(米ジョージア州)2日(日本時間3日)】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(29)がア・リーグ野手部門で7月の月間最優秀選手(MVP)に選ばれた。2カ月連続の受賞。通算4度目の選出で自身の持つ日本選手の最多受賞回数を更新した。デーゲームで行われたブレーブス戦には「2番・DH」で出場し、3打数2安打。連続試合安打を7に伸ばしたが、チームは5―12で敗れた。大谷は3日(同4日)の本拠地でのマリナーズ戦で、2年連続2桁勝利を懸けて先発登板する。
今季32度目としたマルチ(複数)安打は、ともに打球速度170キロ以上の鋭い当たりだった。角度はつかずに節目の40号はお預けとなったが、大谷の打率はリーグ3位の・307に浮上。同1位の39本塁打、同2位の81打点を合わせ、主要打撃3部門でトップ3に入った。
夏の移籍市場で残留が決まり「プレーオフを目指して頑張りたい」と決意を新たにした大谷。一回はスプリットを引っ張って初速183・4キロのライナーで右前に運び、右腕チリーノスを苦笑いさせた。これで7試合連続安打。六回はシンカーを右前へ。初速171・4キロの打球だった。規定打席に33打席、不足しているシーガー(レンジャーズ)が打率・352を記録しているが、2012年のカブレラ(タイガース)以来の三冠王に最も近い存在だ。
メジャーリーグをリードする打撃は勢力の衰えが全く見えず、ア・リーグ野手部門で6月に続いて2カ月連続で月間MVPに選ばれた。7月は勝負を避けられる場面が目立ったが、7月15-17日に3試合連続本塁打をマーク。27日のタイガースとのダブルヘッダーでは第1試合でメジャー初完封を飾り、約45分後に臨んだ第2試合で2本塁打を放つなどリーグトップの月間9本塁打を記録した。出塁率・447もリーグ1位で打率は・282、打点は14だった。