千葉J―琉球 第3クオーター、ゴールを狙う千葉J・富樫(手前)=横浜アリーナ バスケットボール男子・Bリーグは28日、横浜アリーナでチャンピオンシップ決勝第2戦を行い、第1戦黒星の東地区優勝の千葉Jは73-88で西地区優勝の琉球に敗れて2連敗。2季ぶり2度目の優勝と、3月の天皇杯全日本選手権に続く2冠を逃した。
試合を終えると千葉Jの司令塔・富樫勇樹は、琉球の主力で、かつてチームメートだったジョシュ・ダンカンとコー・フリッピンに声をかけた。
「シンプルにおめでとうと。(琉球は)優勝するにふさわしいチームだし、去年のファイナル(決勝)で負けていろんな思いがあったと思う」と富樫。自身は目の前で栄冠を逃し「悔しい思いもある」ものの、「今季やってきたことを誇りに思うし、長いシーズンを助け合いながらファイナルまで戦えたことを誇りに思う」と胸を張った。
新しい監督やスタッフを迎えて臨んだ今季を、富樫は「チャレンジ」と表現していた。その中でレギュラーシーズンは53勝7敗でリーグ史上最高勝率(.883)をマーク。シーズン中には24連勝のリーグ最多記録も達成した。
「チームとして素晴らしいシーズンを送れた」と富樫。「けが人も多い中で、選手、スタッフ一丸となって臨み、いろんな努力をしてきた。(決勝の)結果は望んだものではなかったが、全員を誇りに思う」。
この日はBリーグの試合としては史上最多の1万3657人の観客が詰めかけ、解禁された声を出しての応援で選手を後押しした。「熱くプレーできるのは応援してくれる人がいるから。感謝しかない」。富樫は4年ぶりとなる大観衆の中での決勝の雰囲気を喜んだ。