【ラスベガス(米ネバダ州)、9日(日本時間10日)】各球団のゼネラルマネジャー(GM)、選手の代理人らが集う米大リーグのGM会議2日目。レッドソックスとの2年契約が終わり、9月に自由契約を求めフリーエージェント(FA)になった沢村拓一投手(34)の代理人を務めるジョン・ボッグス氏が取材に応じ、今後の方針を明かした。
「日本の球団からもオファーがきているが、大リーグでプレーすることを本人は望んでいるので、その気持ちを優先して交渉を進めていく。彼には、こっちでも十分通用するだけの力がある」
沢村は8月28日(同29日)にレッドソックスのメジャー40人枠を外れる措置(DFA)の通告を受け、9月11日(同12日)に自由契約を申し出てFAになっていた。メジャー通算2シーズンでは、104試合(103回2/3)で6勝2敗、防御率3・39、101奪三振。今季は49試合(50回2/3)を投げ、防御率3・73だった。
「監督が彼のことを信頼してくれるかどうか。また、ボストンでプレーすることは簡単ではなかった。だから、さまざまなプレー環境も考慮することになる」とボッグス氏。今季はポストシーズン争いから脱落したチーム状況下で若手への登板機会が優遇され、また沢村の登板回数に応じた出来高などが影響し〝不遇〟を過ごした。
メジャー契約のオファーを待つ期限などは未定。移籍市場の動きを注視しながら、日米の両球界から沢村にとって最適な新天地を探す方針だ。