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【なるべく週刊エモト】交流戦で「本来の打のパ復活を」

江本孟紀氏

本紙専属評論家の江本孟紀氏(74)がセ・パ交流戦を前に、パ・リーグの打撃陣にハッパをかけた。今季の現象は驚くほどの〝投高打低〟。「本来の打のパ、復活を」と、セを相手にしてきっかけをつかめるか、注目している。(構成・内井義隆)

--交流戦に突入します

「それを前に、成績表をチェックしたら、意外な数字が目に飛び込んできた。パのイメージは、お得意のムチャ振り…いや、フルスイングで、バリバリ打っているのかと思いきや、規定打席に足りた3割打者は、4人しかいない」

--確かに。松本剛(日本ハム)、今宮(ソフトバンク)、吉田正(オリックス)、島内(楽天)だけとは

「どうですか、皆さん。なんと、規定投球回をクリアしている投手で、防御率3・00以内が14人。そのうち1点台は5人。いまや投手王国ではありませんか」

--佐々木朗(ロッテ)の1・47を筆頭に、千賀(ソフトバンク)、山本(オリックス)、田中将(楽天)、石川(ロッテ)が1点台です

「セには3割打者が5人、防御率3・00以内の投手が7人で、このあたりがまあまあかな、というレベル」

--はい

「さらにパの投高打低を象徴しているのが、チーム打率。ソフトバンクの・264以外は、2割1分、2分、3分台。セをやや下回っている」

--本当ですね

「またまた、どうですか、皆さん。参院選が近いのでつい、この口調になりますが、パの売り物は打撃! パワー野球ではありませんか!!」

--賛成1票

「かつてのパには、豪快なホームランバッターがいて、小技のきく職人芸の打者もいた」

--江本さんは1971年に東映入団。72-75年は南海。古き良き時代のパをご存じです

「今季の現象は、ブリブリ振り回すだけの打撃の弊害…とはいわないけど、本来の〝打のパ〟を復活させてほしい。交流戦できっかけをつかめるかな。幸い、セには佐々木朗もいないからね」

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