ボルシアMG戦で攻め込む鎌田。代表復帰が見えてきた(共同) 日本代表の森保一監督(53)が9日、オンライン取材に応じ、メンバー外が続くMF鎌田大地(25)=フランクフルト=を高評価。6月の強化試合での再招集を示唆した。
「狭い局面で、相手とコンタクトしながらもボールを失わず、確実に攻撃につなげる。彼が持つ能力をレベルが上がっても出せている。代表でもそれを発揮できれば、自然と良さは出る」
鎌田はドイツ1部で今季31試合4得点。欧州リーグでは5ゴールを挙げて、チームの42年ぶりの決勝進出に貢献した。代表ではW杯アジア2次予選でトップ下を務めながら、最終予選では「ギアが一気に上がったときに、彼の良さがうまく出せていなかった」と精彩を欠いた。布陣を4-3-3に変更した昨年10月のオーストラリア戦(◯2-1)以降は出場機会が激減。今年に入ってからは選外が続いた。
それでも、動向は引き続きチェック。課題だった攻守の切り替えの速さに改善が見られ、シーズン終盤の活躍につながった。「良さを出してもらえるように、次は関係づくりをしていきたい」と森保監督も期待する。ブラジルなどと4試合を行う6月は、30人程度を招集する予定。W杯カタール大会(11月21日開幕)のメンバー入りへ、生き残りをかけた戦いが始まる。(山下幸志朗)