パイレーツ戦の7回、2打席連続本塁打となる3号ソロを放ち、三塁に向かうカブス・鈴木=ピッツバーグ(共同) 【ピッツバーグ(米ペンシルベニア州)12日(日本時間13日)=山田結軌】米大リーグ、カブスの鈴木誠也外野手(27)がパイレーツ戦に「5番・右翼」でフル出場し、4打数2安打2打点でチームを2-1の勝利に導いた。2打席連続本塁打をマークし、デビュー4試合で3本塁打、8打点。その〝神ってる〟活躍の裏にある「1枚の写真」と「信念」に迫った。
一つの信念が、1枚の写真が、鮮烈な活躍を生み出している。10日の前戦で初アーチを放った鈴木が2戦連発、さらに2打席連続のソロ本塁打でチームの全得点を演出。敵軍のホーム開幕戦で、主役を演じた。
「素直にうれしいです。本当に本塁打は、たまたまなんです」
敵地を沈黙させる大活躍にも、あくまで控えめで謙虚。ただ、その成績は圧巻の一言だ。
デビューから4試合で打率・417、3本塁打はリーグトップタイ、8打点は同2位。主砲として広島のリーグVを牽引した2016年、鈴木の神がかった活躍は「神ってる」と称され、「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれた。ここメジャーでも、まさに〝神ってる〟活躍を早々に見せている。
まずは0-0の五回先頭、フルカウントからメジャー通算83勝左腕キンタナの91マイル(146キロ)の高めへの直球を捉えた。「それ(右方向への打球)は全く考えていなくて、普通に来た球をしっかりアジャストできれば、と思っていた」。やや詰まった打球は右中間へ伸び、先制の2号ソロになった。