新型コロナウイルスに感染し出遅れていたDeNAの牧秀悟内野手(23)が6日、沖縄・嘉手納町での2軍キャンプに合流した。別メニューで練習を開始し、開幕へ向けて徐々に状態を上げていく。昨季、新人特別賞を受賞した若き強打者は、2023年3月開催予定の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場にも意欲を示した。
チーム本隊から遅れること5日、ようやく2年目のスタートを迎えた。牧が2軍キャンプに合流。約10日ぶりとなる練習で汗を流した。
「素直に外で動けていることに感謝。もちろん焦りはあるけど、仕方のないこと。自分のペースでやっていく」
この日は、まず円陣で「一日一日、無駄にしないよう頑張ります」とあいさつ。ランニングやキャッチボールをこなし、室内では山なりの球を打つ約1時間の打撃練習などで210スイングするなど、復帰初日から精力的に動いた。
1月27日に感染が判明。鼻水や喉の痛みの症状が出たが数日で回復した。隔離中は部屋で体幹トレーニングなどに取り組みながら、YouTubeで自チームや他球団のキャンプ配信を「ワクワクしながら見ていた」。体重は「奇跡的に変わっていない」という。
中大からドラフト2位で入団した昨季は137試合に出場し、リーグ3位の打率・314、22本塁打、71打点で新人特別賞を受賞。5日に沖縄・宜野湾の1軍キャンプを視察した日本代表・栗山監督からは「いい選手であるのは間違いない」と評価されており、3月5、6日の台湾との強化試合(東京ドーム)の代表候補にもリストアップされているもようだ。
大学日本代表の4番を務めた経験がある牧は「そういうお言葉をいただいてありがたいですし、日本を代表して(グラウンドに)立ちたい思いはある」とキッパリ。「本調子を取り戻してから目指していきたい」と来年3月の開催を目指すワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も視野に入れた。
1年目から大ブレークし、大きな期待がかかる2年目。「一から見直して、初心でやっていきたい」。決意新たに、牧がさらに大きく羽ばたく。(浜浦日向)
◆京山&浅田も合流、大和は5キロ減 牧とともに1月27日に陽性判定を受け、この日からは京山、浅田も合流。京山は「思ったより体が動かなかった。これから徐々に状態を上げて、キャンプ中には打者に投げられるくらいになっているのが理想」と語った。3日からキャンプに参加している大和は隔離期間で体重が約5キロ減少し「20代前半(のとき)ぐらい食べている。走り込みをしながら体力を戻していかないといけない」と完全復活への道筋を示した。