カンテレの夏季社長会見で今後の構想を語る岡宏幸社長 大阪・関西テレビ(カンテレ)の岡宏幸社長(58)が19日、大阪市北区の同局で行われた夏季社長会見に出席した。
2025年6月に就任した岡社長は、就任からの1年を振り返り、「本当にやらないといけないと感じたのは、ガバナンスとコンプライアンスの立て直し。社員が安心して働ける会社を作らないといけないと思った」と語った。
フジテレビを巡る一連の問題については「民放全体を巻き込む課題だった。エネルギーの7割ほどを使った」と説明。こうした状況を踏まえ、「ある程度基礎は固まった」とし、今後はガバナンス強化を継続しながら、将来を見据えた構造改革に取り組む考えを示した。
2026年3月期決算は、売上高が513億1400万円(前期比5・7%減)だった。フジ問題の影響で広告収入が落ち込み、営業損益は5900万円の赤字(前期は20億1700万円の黒字)となり、営業赤字に転落した。
2025年度の平均視聴率は、全日帯(午前6時~午前0時)が3・0%で2位、ゴールデン帯(午後7~10時)が4・5%で4位、プライム帯(午後7~11時)が4・4%で3位。全日帯で2位となるのは2021年度以来で、今後はドラマやアニメなどのコンテンツ強化で増収増益を目指す。
また、反町隆史(52)主演で28年ぶりに連続ドラマとして復活するカンテレ・フジテレビ系「GTO」(7月20日スタート、月曜後10・0)になぞらえ、「(G)グレートな(T)テレビコンテンツを(O)大阪から」と宣言。「GTOは鬼塚先生が型破りに教育現場で大暴れした。私たちもこれまでの常識を超えてテレビの未来を築き上げていきたい」と力を込めた。