【ニューヨーク26日(日本時間27日)】米大リーグ機構(MLB)側と選手側は24日(同25日)から2日連続で新労使協定の交渉を行うも大きく進展せず難航。これを受けレッドソックスのリッチ・ヒル投手(41)が26日(同27日)ESPNのラジオ番組に出演し心境を語っている。
昨年12月2日(同3日)ロックアウトに突入した大リーグは、約1カ月半後の1月中旬に、オンライン形式で両者の協議が再開。24日(同25日)からは対面形式で交渉が行われるなど進歩は見られるも溝は埋まらず。キャンプインは2月16日(同17日)と3週間後に迫っている。
ベテラン左腕はインタビューで「春季キャンプ遅れて欲しくないが、この2週間でよっぽど大きな進展がない限り、避けられないだろう」とし「キャンプが遅れることは選手にとってシーズン中にけがのリスクが高くなる。また育成中のマイナー選手にも影響が出る」と懸念を示した。
大リーグは20年、新型コロナでシーズン開幕が7月中旬と大幅に遅れた。また昨季レッドソックスは同様に新型コロナの影響でキャンプインが1週間遅れるなど選手はシーズンに向けての調整期間が限られていた。
同選手は「通常のキャンプのスケジュールをこなして始めてシーズン用の体を作ることができる、選手の体を考えたら登録枠を増やすなどでリーグは対応すべき。新労使に合意しない場合被害を受けるのは選手だ」と不満の声を挙げた。
この日レッドソックスの地元メディアでは「新労使の協議が大きく進展しない限り、選手は3月に入るまでキャンプインできず、3月31日(同4月1日)の開幕も遅れる可能性が十分ある」との見解を示している。