(セ・リーグ、DeNA8-10広島、21回戦、DeNA8勝11敗2分、26日、横浜)ハマスタに希望の光が差した。DeNAのドラフト2位・牧秀悟内野手(23)=中大=が0―0の二回1死一塁で、森下の低めの変化球を捉えて左翼席へ19号2ランを運び「打ったのはカーブ。好投手なので積極的に打ちにいった」と、冷静に振り返った。
新人の19本塁打は岡田彰布(阪神)、広沢克己(ヤクルト)らを抜き、高橋由伸、長野久義(ともに巨人)に並ぶ偉大な数字。この日、球団新人記録の26セーブ目を挙げた栗林(広島)、23本塁打をマークする佐藤輝(阪神)らとハイレベルな新人王レースを演じる中、また輝きを放った。
1学年上の森下とは、2019年の大学日本代表でチームメート。今夏の東京五輪で日本の金メダル獲得に貢献した姿に、牧はテレビの前で胸を熱くした。五輪から1カ月半後、刺激をもらった右腕のウイニングショットを完璧に捉えた。
■桑田武がマークした球団新人最多安打にあと「1」 四回には今季116安打目となる内野安打を放ち、1959年に桑田武がマークした球団の新人最多安打記録まで1と迫った。こちらは、後に歴代1位の通算3085安打を記録した同年の張本勲(東映)を抜く数字だ。
三浦監督は「疲れがある中でもそれを見せずに、毎日元気を出して試合に臨んでくれている」と目を細めた。チームは逆転負けで6連敗を喫し、再び最下位に転落した。黄金ルーキーはチームに明かりを灯し続ける。(浜浦日向)