これまで葛城に痛みなどの予兆はなかったといい、関係者は早期の入院治療を願うが、本人は「ロックンローラーとして病と闘う」との強い思いで公演の優先を決断。現状、体調に問題はなく、この日はユニットとして秋田・能代市と大館市公演で熱唱した。
葛城は大館市のステージから動画を寄せて、自らの口でもがんを公表。「自分も周りも大変驚いています」とショックを隠せない。
27日には、青森・五所川原市と三沢市のユニット公演に出演。5月1日から入院するが、「歌えるような治療をしてほしい」と希望している。肺の手術をするか決断を迫られる中、葛城は動画で右こぶしを突き上げ「私は歌うために生まれてきております。必ずステージに復帰します。どんなに苦しくても耐えます。同じ境遇のみなさんも頑張りましょう。ロック魂で」と決意表明。
石田社長によると、葛城は「今日と明日が最後のステージかもしれない」と悲壮な決意を明かしたという。青森公演では本人の希望で、闘病への決意と定期検査の大切さを訴える予定だ。
★腹膜がん
腹膜は胃や腸などの臓器とおなかの壁の内側を覆う薄い膜。腫瘍の性質は卵巣がんに類似する。初期は無症状が多く、進行すると腹部の膨満感、腹痛、腰痛、不正出血、排便の異常などを自覚する。1年に約400人が発症しているというデータもあり、希少がんに分類。現状、明確な発症メカニズムは解明されていない。一般的にがんの発症は喫煙、飲酒、食生活、運動不足などが要因とされる。