DeNA戦で快勝し、ナインを迎える石井監督。ヤクルト時代の先輩・真中氏には“その場しのぎ野球”で臨むことを明かした(撮影・荒木孝雄)
キャンプ初日に松井の投球を見守る石井監督(右)。指揮官は守護神に大きな期待をかけた
対談に臨む楽天・石井監督(楽天・村上修二広報マネジャー撮影)
リモートで対談する真中満氏
2001年10月、優勝ペナントを手に場内一周する石井一久(右)、真中満 ギャラリーページで見る 田中将大投手(32)=前ヤンキース=の電撃復帰で、一気に注目度が増した楽天。ゼネラルマネジャー(GM)兼任でチーム8年ぶりの日本一を目指す石井一久監督(47)を、ヤクルトで9年間チームメートだった真中満氏(50)=本紙専属評論家=が直撃した。新監督はどんな質問にも本音で回答。2015年にヤクルトを14年ぶりのリーグ優勝に導いた先輩監督の真中氏を、何度もうならせた。(取材構成・松尾雅博)
石井監督と真中氏はヤクルトで1993、95、97、2001年に日本一を経験。01年の日本シリーズ(対近鉄)では、ともに優秀選手賞を獲得した。気心が知れているとあって、リモートでの対談は、なごやかな雰囲気が漂った。
真中氏(以下、真中) 「監督1年目で心配なことはある?」
石井監督(以下、石井) 「常に心配していたいなと思います。マイナスのことを考えておけば、それ以上のことが起きても、ちょっとしたマイナスで済むので。みんな、ちやほやしてくれるけど、そんなにうまくはいかないですよ」
真中 「こういう野球を目指したい、というものは」
石井 「その場しのぎ野球をしたいですね。実際には想像できないことが起きるじゃないですか。監督、コーチもそうだし、いろんな状況判断をしないといけない。なるべく正解をチョイスしたいですね」
真中 「理想の監督像はあるの?」
石井 「ありません。その場しのぎが大事なので(笑)。理想を追い求めたくないというか、目の前のことに、しっかり対応しようと思います」
真中 「カズ(一久)らしく、自分のペースで自分の野球をするというイメージでいいのかな」
石井 「143試合あるので集中力を切らさず、しっかり戦っていきたいですね。GMをやって思うのは、チームは1軍だけじゃないということ。2軍の監督、コーチともコミュニケーションが非常に大事になります」
真中 「三木2軍監督(前1軍監督)は1軍のこともよく知っているから、やりやすい環境じゃないかな」