指揮官は26日に「勝利の方程式を目指せ」と直々に声をかけていたが、現実味はたっぷり。3月10日に1軍初昇格し、オープン戦2試合で2回無安打無失点。コロナ休止を挟み、ここにきて評価はうなぎのぼりで、成長力も結果が示す通りだ。
「前回のシート打撃と同様に、ストライク先行でテンポよく投げることができました。調子はすごくいいので、もっと上を目指して頑張ります」
新外国人が注目を集めてきた2020年のニューヒーロー候補。ダークホースは、昨年10月のドラフト会議で虎が最後に指名した秘密兵器だ。(安藤理)
★小川のシート打撃登板VTR
5月26日に行われたシート打撃で、初めて甲子園のマウンドに立った。先頭の原口を二飛に打ち取ると木浪はチェンジアップ、坂本、高山は直球で連続空振り三振。「真っすぐで空振りが取れたのは、自信になりました」と振り返った。矢野監督は「勝ちパターンでも使っていきたい」とほれぼれ。
★激戦「七回の男」
守護神・藤川は決定的で、八回はエドワーズが濃厚。先発投手からつなぐ七回は激戦区だ。ただ、左腕が岩崎や能見と実績豊富な顔ぶれなのに対し、右腕は守屋や谷川とキャリアの浅い若手が中心。小川が割って入る可能性は十分にある。首脳陣はロングリリーフもできる投手に注目しており、複数イニングでも安定感を示せば、さらに評価は上がりそうだ。