虎の夏男がスタートダッシュを決める! 阪神・北條史也内野手(25)が13日、甲子園で自主練習を行い、オンライン会見に応じた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で遅れていたシーズンの開幕が最短で6月19日に見込まれ、「夏はいいイメージがある」と力強く話した。
球夏到来もどんとこい! 北條にとって絶好の季節にシーズンが始まる-。虎の夏男が、力強く開幕を見据えた。
「僕の中では、それくらいに開幕できるかなと予想していた。今年(開幕が)できるのかなという気持ちもあったので、吹っ切れたというか、そんな感じです」
前日12日の臨時オーナー会議では、11日の12球団代表者会議で示された最短で6月19日となる複数の公式戦開幕案が、確認された。暦の上では初夏(5月初旬から6月初旬)を過ぎている。そして夏に強い虎戦士といえば、北條だ。
「夏は春先よりは、絶対にいいというイメージはプロに入ってからもありますね。要因はちょっとわからないですけど、寒いより暑い方が好きだから、じゃないですか。誕生日も7月ですし」
7月29日生まれ。光星学院(現八戸学院光星)高では主砲として2、3年時に夏の甲子園準優勝(3年春も準V)と生粋の夏男。プロ入り後も2018年7月に月間打率・400(60打数24安打)を残し、月間MVP候補にもなった(受賞はヤクルト・山田哲)。昨年も8月に月間打率・317(41打数13安打)をマーク。気温が上がるにつれて成績も上昇カーブを描いており「体が動くな、という実感はあります。体脂肪とか筋肉量も、夏が一番いい数字がでる」と、夏場に絶対的な自信を持っている。
昨年まで3年間で2度も春季キャンプMVPに選ばれながら、開幕直後に結果を残せずキャンプ男と揶揄されることも。改善へ、オフから花粉症対策にも取り組んできた。開幕が延期されたことで成果を見せることはできなかったが、苦手の春はもう過去だ。「いつもだと7月は、開幕して中盤なので」と、例年とは大きく違うシーズンではあるが、初夏の開幕は追い風となることは間違いない。
この日は甲子園でフリー打撃など約3時間汗を流し、開幕へ備えた。
「(試合数が)減るからといって別に(目標が)変わることはない。いつも通り、いつも言っていることと変わらず。全試合(出場)とか、規定打席(到達)です」
改めて目標を宣言。木浪や植田らとの遊撃争いを制し、スタートダッシュを決める。今年も絶好調の夏にする。(原田遼太郎)