東京六大学野球の早大安部球場(東京・西東京市)で5日行われた練習に、スポーツ推薦試験で合格した4人が初参加した。
4人とも甲子園で名を轟かせてきており、投手では、昨夏甲子園優勝の履正社のエース左腕・清水大成投手、昨春選抜大会準優勝で高校日本代表の習志野・飯塚脩人投手、野手では、同優勝で、高校日本代表の遊撃手として活躍した熊田任洋(とうよう)内野手、それに3季連続で甲子園に出場し、山梨のデスパイネの異名をとった山梨学院・野村健太外野手は春から注目される。
最速145キロの清水は、「ずっと『平常心』を心がけてきた。大学でも日本一が目標で、最後のマウンドに立っていたい」と意欲を示した。
最速151キロ右腕の飯塚は、「小宮山(悟)監督は、(メジャーで)世界を見てきて場数も踏まれている方。その監督のもとで、リーグ戦でも、言葉に書いていないけど『必勝』でいきたい。4年後に(高校)日本代表で一緒だった奥川(恭伸投手、星稜→ヤクルト)や佐々木(朗希投手、大船渡→ロッテ)に追いつけるようにやっていきたい」と目を輝かせた。
熊田は、「『早稲田といえば熊田』といわれるような魅了する選手になりたいし、首位打者をとりたい」といい、高校通算53本塁打の野村は「ホームランと打点にはこだわりたい。(通算23本=慶大・高橋由伸の)記録を塗り替えたい」と大きな目標を掲げた。
就任2年目の小宮山監督は、「4人には、甲子園の姿をそのまま出してもらえればと考えている。スポーツ推薦で来た、という自覚でやっていってくれるだろう」と2015年秋以来、46度目のリーグ優勝へ向け、新戦力への期待を示した。