九回、亀井がニゴロに倒れて試合終了。反撃も及ばなかった (撮影・福島範和) (セ・リーグ、巨人3-4中日、21回戦、巨人13勝7敗1分、3日、新潟)巨人の試合運びが、ドタバタしているように感じる。追われる身で、しかも2位・DeNAとの直接対決を6試合も残しているため、気持ちが悪いのだろうか。
この日のメルセデスは三回途中で7安打も浴びたため、降板もやむなしだが、8月30日の阪神戦(甲子園)以降、先発の早めの交代が目立つのも確か。どんどん投手をつぎ込み、「一丸で優勝を勝ち取りにいこう」という時期で致し方ないところではあるが、そのことで、投打のサイクルが悪い方に回っているように映ってしまう。
試合の趨勢(すうせい)が決まらない段階での継投になるため、勝ち試合用のリリーフを送り込まざるを得ず、登板過多も気になってくる。打線は早いイニングから守りに追われるため、攻撃に集中しにくい。坂本勇や岡本がチャンスでボール球を追いかけて三振したのは、その影響かもしれない。
残り試合は少なく、切羽詰まったゲーム差でもないのだから、まずは一つ一つ。慌てることなく、どっしり構えて戦えばいいと思う。(サンケイスポーツ専属評論家)